バストのメカニズム
乳頭を火山の火口に例えるならば、乳管というのはマグマや溶岩が通る道にあたります。
妊娠、出産前後の女性以外は、たいていこの管が狭くなっています。そして、腺小葉と腺胞がマグマや溶岩がたまっているところ、つまり乳を蓄えておく場所です。乳管、腺小葉、腺胞は脂肪や血管で包まれており、全体がやわらかい弾力性に富んだ構造をしています。
太っている女性のバストが大きく見えるのは、もちろん脂肪層が厚いため。引き締まったプロポーションをしている人でバストが大きいのは、脂肪以外の組織が発達しているからです。そこで気になるのは、どうしたら脂肪を増やさずに、他の部分だけを発達させることができるかということです。そのカギは幾つかのホルモンが握っています。
一口に乳房と言っても、解剖学的には二つの組織に分けることができます。
一つは乳房体で皮膚と脂肪層、乳腺などから成っています。乳腺は15〜20個の腺小葉の集まりです。
そして、もうひとつは乳頭の部分。乳頭の付け根の部分には乳輪という色素の多いところがあり、ここは多数の乳輪腺が来ています。これは汗腺と乳腺の中間をなす腺で、妊娠中から授乳期にかけて肥大していき、乳汁のような分泌物を出します。
また、乳頭はとても敏感で、その組織は主に平滑筋から成っており、乳頭に何かが触れたりすると、反射的に筋腺維が収縮を起こして、乳頭に小じわを作ります。
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